20220203

引っ越してから通勤時間及び電車に乗っている時間が増えたおかげで本を読む時間も増えました。

電子書籍ストアで気になる本がセールになっているととりあえず買っておくということを繰り返しているので地味に散財していますw

 

最近読んだ本で面白かったのはこのあたり。

 

Babel Ⅰ 少女は言葉の旅に出る/古宮九時

過去に電撃文庫で出ていたものを加筆修正して新文芸から発売したとのこと。

言葉をテーマにした異世界転移もの。

主人公も相棒も割と淡々とした感じで、物語全体の雰囲気やペースもそんな感じ…と思いきや、終盤で一気にライトノベルらしく盛り上がります。

最近流行りのラノベのノリに少し疲れているのもあって、個人的にはこれくらいの世界観やキャラ造形が程よい塩梅だなぁと。

物語的にはまだまだこれからといったところ。次の巻も買ってあるので時間を見つけて読みたいと思います。

 

神童マノリト、お前は廃墟に座する常春の王/仲村つばき

廃墟シリーズの第6弾。

このシリーズは「廃墟の片隅で春の詩を歌え」を書店でたまたま手に取ったことから読み初めてめちゃくちゃハマっています。

イルバスという国の王位継承者とその側近である王杖を中心に繰り広げられる物語。

今作は「春の詩」にも出てきた隣国のニカヤが舞台ですが、主役を飾ったことのあるベアトリスやエスメ、クローディアの他にもシリーズキャラがオールスターといった勢いで登場するので全作読んでいるとワクワクして楽しいです。

いよいよ敵対勢力の姿も見えてきたところであのキャラやこのキャラが大変な状況になり…そしてラストのアレですよ!ここでそう来るかー、的なw

いやー、早く続きを読みたいです!

 

ジギタリスの女王に忠誠を 修道院の王位継承者/仲村つばき

廃墟シリーズの作者さんの別作品。

こちらもヒストリカルロマンでノリや雰囲気は廃墟シリーズに似ています。

自立心と責任感の強い王女、自尊心の強い男、曲者の配下…といった感じでどこかで見覚えのあるキャラ配置なのは作者さんの好みなんだろうなぁと。私も好物ですw

廃墟シリーズもそうですが、最近の女性向けライトノベルのノリに疲れた時に読むと、なんかこう色々と満たされるものがありますね。

こちらは1冊で完結しているのでサクッと読みたい人にオススメです。