2021年上半期ゲーム棚卸1

毎年年末に書いていた一年間で遊んだゲームのまとめ日記。

最近は本数が増えて年末に一気にやろうとするとなかなか大変なことになってきているので、今年は上半期と下半期に分けて書こうと思います。

内容は遊んだハード、だいたいのプレイ時間、所感といった感じで。

致命的なネタバレ(犯人、真相など)は避けるつもりですがそれ以外のものは多少含む場合もあるのでその点ご注意を。

順番は遊んだ順。たぶん3回くらいの予定です。

 

①秋田・男鹿ミステリー案内 凍える銀鈴花
Switch。1月6日クリア。12~3時間くらい?
前作「伊勢・志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠」に続くミステリー案内シリーズ第二弾。
オホーツクに消ゆなどのファミコンADVのオマージュ作品ということで今回も昔懐かしい感じのグラフィック、UI、音楽ながら、テキストの分量は意外と多くなかなか読み応えのある物語でした。
前作が刑事ものの2時間ドラマで、今回は6話構成くらいの刑事ドラマといった感じ。
前作は少し単調な部分もありましたが今回は次々と事件が展開するため飽きることがなかったです。いろいろと全体的にブラッシュアップされた感があって◎。
キャラはやっぱりモエコが可愛かった!ケンとの関係も良い感じです。こういうの好きw
今回もがっつりとご当地グルメ紹介がありましたが、中でも作中でプッシュされていた秋田酒場は是非行ってみたいと思いましたw たぶん秋田長屋酒場というところがモデル・・・かな?(ググってみた)
前作をやっていなくても問題ないですが、前作キャラが少し出てきたり知っているとニヤリとできる場面があります。あとコラボしているのかRoot Filmの八雲と曲が出てきてビックリでしたw
そういえばクラウドファンディングやっていたんですね。今回かなり楽しかったのでもし次回作でまたクラファンを行うのなら支援しようかなー・・・と思ってたらとっくに終わってた!
ということで第3弾も楽しみに待っています!

 

②デスマッチラブコメ
Switch。1月23日クリア。20時間くらい?
5エンド達成、エクストラ読了。バッドエンドは未回収あり。
ケムコノベルシリーズ。レイジングループのamphibian氏脚本ということで気になっていたのでSwitch移植を機にプレイ。
主人公と、彼のことが好きな二人の女子。彼女らから告白されると主人公が爆死してしまう・・・というお話。
いや、これだけだといったい何を言っているのかとなりますがw
友情や青春や怪異的ないろいろが織り交ざって展開の読めない面白さにドキドキワクワクしつつ、読後感はとても爽やかで個人的にはかなり好きなシナリオでした。
キャラ造形とセリフが小気味よく、読むのを飽きさせないテキストが〇。
元々がガラケー用のゲームと言うことで音楽やスチルの数は控えめでしたがキメのシーンではバッチリ盛り上げてくれて良い感じです。
一見ギャルゲー的に見えますが、何が起きているのか?どう解決していくのか?というのを追っていく展開は感覚としてはひぐらしあたりが近いかも?ですね。
作中で「恋愛と愛することの違いは?」という問いに主人公が出した答えが自分的にかなり刺さりました。愛するとは〇〇〇〇〇、なるほど…!
レイジングループに登場したキャラがメインキャラとしてなかなか美味しい感じで活躍しているので、レイジングループが好きな人には是非遊んでみて欲しいなと。
エクストラの5を読むとジンクスやまきば計画関連はの話はまだまだ続きそう…ですが、ライターさんがケムコを退社されてしまったので今後はどうなるのか気になるところです。

 

③和階堂真の事件簿 処刑人の楔
④和階堂真の事件簿2 隠し神の森
iOS。1月24日クリア。それぞれ1時間程度。
ドット絵の2D推理ADV。
フォロワーさんがBGMを担当されているらしく、TLに流れてきた宣伝ツイートから興味を持ったのでプレイしてみました。
処刑人の方は1作目ということで操作パートのメモ選択がやや面倒な部分がありましたが、2作目でちゃんと改善されてメモ毎に聞ける人物が予めわかるようになり遊びやすくなりました。
手軽に遊べることを重視して作られていると思うので推理部分は正直そんなに凝っているわけではないですが、グラフィックと音楽が作品雰囲気に合っていることと、1も2もシナリオのオチの部分がなかなか良かったと思います。
基本無料なのですが推理を間違えると広告が入る、というのは上手い仕様だなぁと。間違えると絶妙に悔しいですw
次があるなら遊んでみたい・・・と思っていたら先日第3弾が配信されたので近い内に遊ぼうと思います!

 

⑤7年後で待ってる
Switch。2月13日クリア。7時間くらい?
スマホ版の時に何かの記事で見かけて気になっていたところSwitch移植リリースセールで1000円くらいで購入できたのでプレイしてみました。
記憶をなくした少年がとある約束を果たすために謎を探っていくADV。
ボクセルアートのビジュアルが大きな特徴。ノスタルジックな優しいBGMと相まって雰囲気は良いのですが、個人的には少し感情移入がしにくいかなとも思いました。好みによる部分だと思いますが。
ストーリーの流れが見えてきたところでもっとあっさり終わるかと思いきや、物語が二転三転して意外と読み応えがありました。チャプターの引きが上手いのでどんどん続きを読みたくなるのが良いですね。
ストーリーはなんとなくキャラメルボックスのお芝居でこういう話ありそうだなぁ、という印象。
というのはタイムリープの扱いがちょっと都合よすぎるように感じたから・・・かな?
あと1回目のスタッフロールはいらないような・・・と思っていたら、どうやらスマホ版は基本無料、エピローグと追加シナリオ部分が課金要素という構成だったらしく。それならスタッフロールのタイミングも納得です。
短すぎず長すぎず丁度良いボリュームのお話なので、タイムリープ系のお話が好きな人にはオススメできると思います。