2021年上半期ゲーム棚卸3

探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.2「海楼館殺人事件
Switch。4月8日クリア。1時間くらい。
1作目配信から間を置かずに今作の配信決定のお知らせを見た時は「マジで!?」と声が出ましたw
タイミング的に2作連続で配信することは最初から既定路線だったと思われますが、それでも嬉しいものは嬉しいですね!
問題はこのあとが続いて行くのかどうか・・・というところですが、今作の最後の方が次回作への伏線的な会話になっているので、期待していいのかなぁと思っています。
今作は海の上の建造物が舞台のいわゆる館モノ。昨今、なかなかこういった大掛かりな舞台装置のミステリが少なくなってきているように感じるので、なんだか少し懐かしい雰囲気です。まぁ実際充分懐かしい年数が経っているんですがw
このシリーズは助手の伊綱ちゃんがそれっぽい推理をして最後に探偵の癸生川が色々とひっくり返すのがお約束パターン。
伊綱ちゃん推理まではなんとなく覚えていたのですが・・・癸生川、そんな風にひっくり返していたんだっけ、とw
ミステリとしてはだいぶ反則スレスレなんですが、ある意味癸生川らしいなぁという楽しみ方ができればこのシリーズの立派なファンと言えると思いますw
前作以上に伊綱ちゃんと生王さんの掛け合いなどキャラの魅力にも磨きがかかってきている感があるので、是非とも他の作品も復刻をお願いしたいと思います。
次は死者の楽園・・・!

 

テイルズオブヴェスペリア REMASTER
PS4版。5月22日クリア。約57時間。
たまにはテイルズでもやろうかな~と思い立ち、ヴェスペリアはテイルズの中では評判が良い方と聞いていたのとちょうどPSストアの春のセールで30%オフだったので購入。
勝手に30~40時間くらいで終わるものと考えていたら思ったよりも大ボリュームでした。しかも、とりあえずラスボスを倒してエンディングは見ましたがサブクエはだいぶ残しているしやり込み要素もあまり手を付けていない状態でこのプレイ時間です。
序盤の展開が王道というか単調なのとBGMがなんともテンションが上がらない感じで、正直これ最後まで楽しめるのか?と最初は不安でしたが・・・仲間がある程度揃ってそれぞれの背景が少しずつ見えてきたところで戦闘BGMもいい感じに変わり、だんだん楽しめるようになりました。フルボイスで語られるイベントシーンやスキットのキャラの掛け合いが本当に楽しい。
ストーリーはツッコミたい部分が結構あるのですが、テーマの一貫性と全体の流れとしてはまぁ納得できるものだし、何よりキャラの魅力による補完が強く、思っていた以上に楽しめました。
元が10年以上前なのでシステム面、特に移動周りは少し不満な部分もあり。この頃のゲームってファストトラベルとかまだあまりなかったんでしたっけ。最近は便利システムに慣れ過ぎてしまっているのかなぁと。
戦闘はアクションで楽しい。技とかスキルとか結構しっかり考えないと全然コンボが繋がらないので飽きにくくて良いです。
主人公のユーリがすごく良いキャラで、これは人気投票で殿堂入りも納得だなと。
あとはレイヴンが好きです。適当詠唱が好き。「いつも心はピンク色、くらえ恋心!」って最初に聞いた時はいきなり何を言っているのかと吹きそうになりましたw

 

探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.3「死者の楽園
Switch。5月22日クリア。1時間くらい。
シリーズ第3弾。伊綱ちゃん&生王さんが調査&推理をして癸生川が最後にひっくり返すというパターンは過去2作を踏襲しつつ、そのひっくり返し方がだいぶスマートになってきたかなと。
過去2作が「そんなのアリ!?」という大胆かつ理不尽な締まり方だったので、シリーズファンとしてはそれはそれで癸生川らしいなぁという思いで悪くないのですが一般的にはちょっと勧めづらい部分もあったので。
このあたりから推理ADV好きに普通に進めやすくなったと思います。
テキストやキャラがだいぶこなれてきたのと次回作以降への伏線も挟んだりしていて、シリーズとしての魅力もグッと増してくる作品ですね。
順当に行けば次はいよいよシリーズ人気作の一つ。白鷺に紅い羽!!

 

番外 MONSTER HUNTER RISE
Switch。
里クエコンプ、集会所は☆6で約55時間。
いったん満足したのでプレイ時間的にもとりあえず記録しておきますが、集会所はまだまだ先が長いので所感はいずれ再開した時に書こうと思います。

 

Fire Emblem 風花雪月
Switch。6月27日1周目(王国ルート)クリア。98時間。
SLGは苦手で、特にFEは初代を子供の頃に遊んだ時に全然できなくて序盤でギブアップしたのトラウマを今でも引きずっています。
なのでこれもいろいろと気になりはするものの今まで避けていたのですが。
普段そんなにゲームをやらない人も結構クリアされているのを最近ちらほら見かけて、ならばやってみるかと。ちょうどGWにセール対象になっていたこともあり、タイミングが良かったです。
難易度はノーマルのカジュアルモード、攻略情報も全開放でのプレイ。
はい、SLG苦手でも全然問題なくプレイすることができました!難易度が選べるって素晴らしいね…!
敵の攻撃範囲表示を気軽にオンオフできる機能が滅茶苦茶ありがたかったです。あとうっかりやられても巻き戻せる機能にも助けられました。
戦闘以外に修道院での探索や育成パートがあるのも個人的には嬉しかったですね。ひたすら戦闘マップが進むタイプだとと割と早い段階で息切れしそうなので。
あとはとにかくキャラクターが魅力的で、この登場人物たちがどうなっていくのかを見たい一心で進めることができました。
今回一番のお気に入りはドゥドゥーで、女性主人公を選んだのでEDも彼とのものを見て満足。
王国ルートだと物語の根幹の謎があまり明かされなかったので2周目はぜひプレイしたいですね。
ただ、他のルートを選ぶということは愛着のある青獅子の子達を倒さないといけない場面もきっと出てくるはずで・・・なるほど、道徳がないと言われる所以はこれかと思いましたw

 

探偵・癸生川凌介事件譚 Vol4.「白鷺に紅の羽
Switch。6月28日クリア。2時間弱くらい。
白鷺に紅の羽きたーーー!!
癸生川シリーズ4作目はファンの間でも名作と謳われる白鷺洲伊綱のエピソード。
程よく忘れていたこともあって物語を堪能できました。いやはや、切ない話です…(ホロリ)
前作3つが導入編だとしたらここからが本番と言っても過言ではないくらい、ストーリー、演出、その他いろいろとクオリティアップしているなぁと改めて感じました。
スーパー名探偵癸生川登場からのどんでん返しが以前ほど理不尽感が無く、物語の流れ的に必要な要素となっているのが良いです。
これ1作でも楽しめるとは思いますが、導入で語られている通りできればシリーズのどれか1つでもプレイしてからの方が思い入れが段違いになると思います。
今作以降はどの作品も安定した面白さがあるので復刻が続くことを願ってジーモードアーカイブスさんの他の作品にもお布施してみようかなと!