ゼノブレ3をクリアしました。
ゲームをクリアした時は「いろいろあったけど〇〇や〇〇は良かったし全体的には満足!おもしろかったー!」で終わることが殆どなのですが・・・
今回は言いたいことがまぁまぁあるので・・・
気持ちの整理のためにも正直なところを書いておこうと思います。
いつもより辛口&ネタバレを含むので、そういうのを見たくない人はご注意お願いします。
楽しかったー!という人には気分を悪くさせてしまうかもしれません。
申し訳ない。
前提として、プレイ時間は約75時間、5話くらいまでは道すがらのサブクエを結構やっていたのですが、後半はクリアを優先したのであまり消化できておらず。
覚醒クエはメインキャラは全員クリア済み、ヒーローは数人程度といったところです。
最初の感想としては・・・どうしてこうなった??
以下はその内訳。
主人公も敵側も会話が終始薄っぺらくて全然感情移入できない。
ちょっと進むと長いムービーの連続で進行テンポが悪い。
中盤の良いシーン、盛り上げたいのはわかるけど1時間以上プレイヤーがまともに操作できないのはさすがにどうなの。
マップもなんかだだっ広いだけで探索欲があまり湧かない。1とクロスの探索はあんなに楽しかったのに…
前作と比べればUIはかなり改善されたけれど、そもそもシステムがごちゃごちゃし過ぎ。(そのごちゃごちゃ感がゼノブレらしさと言えるのかもしれないですが)
技のリキャストとフィールドバフのシステムが噛み合ってなくて途中から操作キャラはアタッカー以外しか使わなかった。
というかマルチロールシステムじゃない方が良かったと思う。
チェインアタックは良いと思うけど長い演出はスキップさせてほしい。
音楽は単体として聞く分には良い曲も多いけれど全体的にあんまり印象に残っていない。むしろチェインアタックの曲くらいしか覚えてない。
などなど。
本当はこの5倍くらい言いたいことはあるのですが、いったんここまでにしておきます。
で、こちらの記事を拝見してストーリーに対する解像度を補完して、そういうことがやりたかったのねというのは一応納得しました。
この作品で描きたいのは個人vs個人ではなくて革新vs保守の構図そのものなんだろうなと。だからキャラクターはそれを語るための器に過ぎないというか。だから展開もワンパターンで。
命、選択、未来を何度も繰り返した上で、言いたいことのオチは一応納得というか理解はできます。
ただ、残念ながらそれを素直に受け取れるほど自分はもう若くはないんだよなぁということを思い知ったというか。
それと言いたいことはわかるけどそれをシリーズの地続き最新作としてやる必要あった!?というのもあり。特に1には格別の思い入れがあるので・・・
(そういえばこの感覚はDQユアストーリーの状況と似ている気がする。こちらは自分は作品のメッセージを素直に受け入れることができた側であったけれど)
というか、どういう理由で1と2の世界がああなったのかとかメリアちゃんとニアがああいう立場になっていたのかというのが理解できていないのですが、自分が読み飛ばしてしまったのでしょうか?どこかで語られてる?
一応、75時間はプレイできたので全然面白くなかったというわけではないです。
実際サブクエをやっている時なんかは「なんだかんだで結構楽しいな」という気持ちもありました。
でも、ここまでやっても「作品の解像度を上げるにはあと数十時間かけてヒーロー覚醒クエやサブクエをやり込まないといけない」と言われてしまうと、今のテンションでそこまでの時間はちょっと取れないかなということになってしまう。
まぁこれについてはFF14を早く進めたいという気持ちが強くなっていて、時間をかけてでもこのゲームをもっと楽しもうと思えるだけの状態が作れていなかったという個人的な問題点も大きいのでそこは申し訳ないとは思うのですが。。。
あー、言いたいことが多すぎて取り留めがなくなってきましたね・・・
ゲームをクリアしてここまで微妙な気持ちになるのが初めてに近いので正直戸惑っています。閃の軌跡2の頃でもここまでではなかったハズ。
まとめると、おそらく3話の命の火時計絡みのストーリー展開で自分の期待したものと少し路線が外れてからストーリーもシステムも細かい部分が気になり始めてどんどん噛み合わなくなり・・・結果、全体を楽しむ余裕がなくなるほどのストレスになってしまった・・・
75時間は遊べているので良い部分もあったはず、でもそれ以上にnot for meだった・・・というのが現状なのかなと思います。
できればヒーロー覚醒クエくらいは少しずつでもやって行きたい気持ちはあるのですが・・・もう少し気持ちを落ち着けてからかな。
他の人の感想や評価を読んで回りつつ、とりあえずはいったんエオルゼアに帰ろうと思います。
気持ちの整理が付いたらまた何か書くかもです。