20211022

昨日くらいからTwitterで「演奏中に起こった事故」というハッシュタグが楽器演奏界隈で流行っていて、微笑ましいものから心中お察しするものまであって眺めていてなかなか面白いなと。

自分はバンド方面ではそんなにないハズ・・・。いや、一度リハにウィンドシンセ本体を持って行くのを忘れてセッティングし始めたところで気付いたということがありましたが一応演奏中ではないし事故というよりは自分がボケていただけ・・・w

どちらかというと生楽器方面でいくつか心当たりがあるのですが、とりわけ大きいのは何と言っても某オケの演奏会本番中の自分のどソロの直前で演奏がズレていて自分も吹き始めを間違えたことですね。

その曲はそこに至るまで何十小節も休符があって普通の状態の時でも数え間違えないようにめちゃくちゃ気を遣いもちろん本番の時もそうしていたのですが。

ソロの数小節前になって自分のカウントよりも早くソロへの導入となるメロディが聞こえてきて。

その時は自分が休符を数え間違えたのだと思って頭が真っ白になり、慌てて導入のメロディを引き継ぐ形でソロを吹き始めました。

なのですが、どうも演奏がキッチリ噛み合っていない・・・

やはり自分がソロを吹き始めるのが早かったんですね。。。

みんな目を見合わせながらこれどうするの?といった感じでなんとかギリギリ演奏を止めずに綱渡りの中フィナーレまで辿り着きましたが、この間は本当に生きた心地がしませんでした。

私だけの責任ではないものの、本番が終わった後も申し訳なさでいっぱいで。

初めてのオケ参加で初めての本番、もちろん達成感とかもたくさんあるのですが今でも思い出すのはやはりこの時の記憶です。

あの時、自分はどうするべきだったのか。

導入を無視しても楽譜通りに吹くべきだったのだろうな。

そんな風に考えますが、あの真っ白になった一瞬で咄嗟にそんな判断できるはずもないなと。

オケや本番に慣れている人だったら上手く対処できたのかなぁ。

・・・とまぁちょっとほろ苦い思い出です。

うん、やっぱり結構な大事故だったよなぁコレ(苦笑)