2021年下半期ゲーム棚卸2

ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD
Switch。8月17日クリア。約40時間。amiibo使用有り。
ミニゲーム系のやりこみはほとんど手付かずです。
時のオカリナの水の神殿で挫折して以来3Dゼルダにアレルギーを持っていたのですが。スカウォはストーリーとあの操作系に興味があってプレイしてみたいと思っていたところ、待望のHD化ということでプレイしました。
まずは何と言ってもJoy-Conを使った操作系に感動。
右のJoy-Conを振ればリンクも剣を振り、左のJoy-Conを突き出せばリンクも盾を構える。リンクとの一体感はもちろん、Joy-Con操作を通してゼルダの世界の手触りを感じられるのが本当にすごいと思いました。これはWiiで発売当時にプレイした人はめちゃくちゃ感動しただろうなと。
ただし、Joy-Con操作ならではのストレスも多少あり。
ロフトバード、ダイビング、水中操作あたりはそれぞれ登場からコツを掴むまでにイライラしてしまう場面も多かったです。これらは操作を始める前にジャイロリセットをして、リセットした場所からなるべく動かさずに操作すると安定しました。
なんだかんだで一番苦戦したのは戦闘中に右Joy-Conを真上に掲げてスカイウォードを溜める操作。これもジャイロリセットのコツがありそうですが慣れる前にゴリ押しましたw
元々はWii作品なので容量節約のためか、地上パートは3つのエリアを上手く使いまわしているなという印象。各エリアを3回ずつ訪れることになるので若干お使い感を感じつつもそれぞれに違うプレイ体験を持たせているのでそこまで飽きなかったですね。
謎解きは結構優しめ?ヒントも割と多いですしボス前等はしっかり回復させてくれますし、詰まるような場面はそんなになかったです。
ストーリー的にはシリーズ最古の時代ということでお馴染みのアレコレがあったりなかったり。私みたいに他の作品をちょっとしかかじっていなくても問題なく楽しめました。
とにかくゼルダが可愛いし他のキャラもみんな良い!どのキャラも幸せになって欲しいなぁと思えました。
そんな感じで、ゼルダシリーズに対して抱いていた苦手感を取り払ってくれた今作に感謝!いずれ他の作品もやってみようかと思います。

月姫-A piece of blue glass moon-
Switch。9月9日クリア。約30時間。
TYPE-MOONの同人時代作品のリメイク。リメイク制作発表からなんと13年越しにようやく発売されました。(FGOの製作で忙しかったらしい)
最初にアルクとシエルのキャラデザを見た時は「うーん、なんか違う…」と思いましたが、実際にゲーム中で見るとすぐに違和感が消えましたね。アルクと言ったらロンスカだろ!と思っていましたがミニスカアルクも可愛い。
同人版をプレイしたのがもう20年くらい前なので話の大筋は覚えていても細かい部分はすっかり忘れており新鮮な気持ちで楽しめました。
まぁそもそもシエルルートはほとんど新作と言っても(略)
TYPE-MOON作品は最後に遊んだのがFate/hollow ataraxiaなので、ヴィジュアル・音楽といった演出の豪華さにまずビックリしました。立ち絵の遠近感とか差分の動かし方で視覚的な補助がだいぶ入ってアニメを見ているような感覚で読み進められましたね。
奈須きのこのテキストもますます磨きがかかっていて。
同人版では割と小競り合いがダラダラと続いているイメージがあったのですが、バトルの配分と緩急の付け方が上手くなっているなぁと。
細かい部分の変化もいろいろあるのですが、公式通販特典の月姫通信Rを読むとどういう意図を持って変えているのかがわかって面白いです。
エグめの表現もパワーアップしているので読んでて精神的にキツい部分もちょい有り。
全体的には満足のリメイクなのですが、各所のレビュー等で言われている通りアルクとシエルのルート配分に差が出てしまっているのがちょっとどうかなとも。もしかすると今後何かの形で追加のアルクルートが出てくるかもしれませんが。
あと個人的にはシエルトゥルーEDルートのラストのアレ。いや、面白かったのですが一方で月姫Fateを見たいわけじゃないんだよな~という気持ちもありつつ…。
それと今回は「月の表側」で残り3人のヒロインシナリオは「月の裏側」として発売される、まぁ所謂分割商法。
もっとも今回だけでも相当のボリュームだったので自分はそんなに不満はないのですが、同人時代に一番好きだったのが秋葉なので、プレイできるのはいったい何年後なのだろうと…。ま、気長に待ちますかねー。

大逆転裁判1&2 成歩堂龍之介の冒険と覚悟
Switch。9月18日クリア。約45時間。
1も2も3DS発売当時にプレイ済みですが、久しぶりに逆転裁判を遊びたくなったのと早期購入特典のオオフジツボアレンジ曲に釣られてw
あと、2をプレイしたのがFF14始めたての頃で並行プレイがキツくてだいぶ慌ただしくクリアしてしまった経緯があり。改めてゆっくり楽しみたいと思い購入しました。
3DS版との違いはまずグラフィック面が大幅強化されていること。キャラクターがかなりヌルヌル動きます。
あとは自分ではあまり使わないけど英語ボイス追加と謎解きや選択肢が自動進行するストーリーモードの追加。原作発売時のDLCもまとめて搭載ってところですかね。
そうそう、3DS版は2発売までに2年かかっているので1をクリアしてすぐに2を遊べるのも個人的には大きいです。逆裁ではお馴染みのパターンですが序盤の事件が後半まで繋がってきますからね。3DS版の2プレイ当時は1のエピソードが出てきても正直あまり良く覚えていない状態でちょっと困った記憶が。
内容については2回目のプレイにも関わらず十分楽しめました。思ってた以上に細かい部分を覚えていなかったということもありますが…w
自分が大逆裁を好きな理由の一つが「思っている証言と証拠品が嚙み合わないことによるストレスが少ない」ということ。
逆転裁判は初期の方が全体的に評価高めですがこの部分のストレスが結構大きかった記憶があるので、新しめのものほどその辺りが丁寧に調整されていると感じます。
ただストーリーよりもそういう部分の分かりやすさを優先しているとも見ることができて、そこで賛否両論出てきているのかなと。
ゲームとしては大逆転裁判2以降新作が無く少し寂しい昨今、これが海外含めた新規層の手に届いてまた新作を出してくれるようになるといいなぁと思います。