20240911

書く気がある内に書いておこう、ということでエフエフジューヨンのグラフィックスアップデートの話の続き。

自分の立ち位置としては「アップデート後のキャラクターグラフィックに満足」しています。強いて言えば一部の表情エモート(不敵など)がすこーし印象変わったかな?と思うくらい。

個人的にはそれでプレイフィールが変わることはないし、ゲームのグラフィックなんて高解像で綺麗なほど良いじゃん!と思っているので今回のアップデートに関しては大歓迎でした。

だからこんなにも不満の声があがることにビックリしましたし、語気の強い発言を見る度に「あーあ…」となり、その対応コストを他のコンテンツにまわしてくれよと思ってしまうほどでした。

次第に自分も賛否の分断に否応なく放り込まれていることに気付き、このままだと14コミュニティに居続けることに疲れてしまいそうなので、今の状況をある程度飲み込んで立ち続けるための理屈を考えてみることにしました。

 

まず、今回のアップデートが何のために行われたかというと吉田PDは「今後の10年を戦うため」と謳っています。

誰がなんと言おうと、いかに愛着があろうとも、7.0以前のグラフィックがだいぶ古くさいことは間違いありません。なんせ10年ですからね。自分も14を人に勧める時に「ストーリー面白いよ!グラフィックはちょっと古いけど…」と言わざるを得なかったですし。この新規顧客へアピールする際のマイナス点の解消が大前提ですね。

あとこれはtwitterで見かけた着眼点なのですが、開発機材が寿命を迎える前に刷新すること、関わり続ける開発スタッフが新しい技術に触れられるようにすることや彼らのキャリア形成の道筋を閉ざさないようにするというのもあり、それらはとても大事なことだと思いました。

そしてこのアップデートをサービスインから10年経ったMMOでできること、サービスを止めず次の拡張開発と平行して行えることがユーザーにとってもどれだけ恵まれていることなのかと。それができずに終了していったMMOもあるわけです。というか14が特異点すぎる…w

だから不満なんて我慢するべき・・・で終わってしまうと何も変わらないのでもう少し考えてみます。

14開発チームひいてはスタジオ3の方針として「絶対に赤字はださない。1円でも多く黒にして次の開発に繋げる」というのがあります。(と、スタジオヘッドが言っていました)

だから膨大な数のフィードバックを受け止めてその対応をするのも完全にコスト度外視でやっているわけではないはずです。極論、ユーザーのためだけを考えてやっているわけでもないのだと言えるかもしれません。

先日発信のあった1回目の対応方針も、まとめると基本的には不具合と開発意図や設定から乖離している表現の修正を第一にしていて、個人の好みに左右されるものに関してはかなり慎重に構えているように思えました。

それであれば、運営が対応し続ける姿勢を見せている限りは黙って応援しようかなと。それは必要なコストなのだと。そんな風に思うようになりました。

あとはtwitterで過激な意見を極力見ないようにする。これ大事!w

 

好きだからこそいろいろ言いたくなることも出てきたりしますが、その言葉自体が自分にとっての呪詛となってしまわないようにしたいですね。自戒。