読みたいけど読めない

突然「クリス・クロス 混沌の魔王」を読みたくなりました。

 

第1回電撃ゲーム小説大賞の金賞受賞作。1994年刊行。

仮想現実ゲームを題材にした物語。自分が読んだのは2000年頃なので刊行からだいぶ経っていましたが、その当時でも斬新でとても面白いと思いました。

今大人気のSAOはだいぶこの作品の影響を受けていそうですね。

今回突然読みたくなったきっかけは、自分のとある行動からこの物語のオチを思い出したこと。

あのオチ、すごく印象的で今でも覚えています。

が。そこに至るまでの物語はもうだいぶ忘れてしまっているので、また読みたいなぁと思った次第。

 

ただこの時代の作品はすでに廃刊だったり現代の書店に並ぶことはまずないので、それなら電子書籍だ!と思いきや、意外とというか実はあまり電子書籍化もされていないんですよね。

この辺りの事情は過去に境ホラ作者の川上氏がツイートしていたのが興味深かったです。

読者の立場からすれば古い作品こそ電子書籍化すればいいのにと思いがちですが、電子書籍化にも当然コストはかかるわけで。

古い作品にそのコストをかけるためには「商売になる」見込みが立たないといけないと。

特にもう新作を出していない作家さんの作品はなかなか難しいところなんでしょうね。。。

第10回くらいまでの電撃小説大賞の受賞作品とかたまに読みたくなるので、なんとか電子書籍化してくれると嬉しいのですが。

 

電子書籍とは別ですが・・・有沢まみず氏のツイートの内容に少し期待しています。

ブラックロッド陰陽ノ京

(公式発表はまだのようなのでふわっと)